
大切な家族の一員であるペットとの別れは、誰にとっても辛いものです。
江東区でペットの火葬を検討されている方の中には、どこに依頼すればよいのか、どのような方法があるのか、費用はどのくらいかかるのかなど、さまざまな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、江東区におけるペット火葬の選択肢、火葬スタイルの違い、主な霊園や業者の情報、そして犬の死亡届などの必要な手続きについて詳しく解説します。
ペットを心を込めて送り出すための準備として、ぜひ参考にしていただければと思います。
江東区のペット火葬は民間業者への依頼が基本です
江東区には公営のペット火葬場は存在しません。
そのため、ペットが亡くなった際は、民間のペット霊園や葬儀業者に火葬を依頼する形が一般的とされています。
やむを得ない場合に限り、江東区の清掃事務所に引き取りを相談することも可能ですが、この場合は遺骨の返却や個別の供養はできないという制限があります。
民間業者には、固定型のペット霊園から訪問火葬サービスまで、さまざまな選択肢が用意されていますので、ご自身の希望に合った方法を選ぶことができます。
なぜ江東区では民間業者の利用が前提になっているのか
公営施設の設置状況
東京都江東区には、2020年代に入っても公営のペット火葬施設は設置されていません。
これは江東区に限らず、東京23区の中でも公営のペット火葬施設を持つ自治体は限られているという状況があります。
そのため、ペットの火葬は原則として飼い主さんが民間業者を手配する必要があるのです。
清掃事務所による引き取りサービスの位置づけ
江東区では「原則、ペットの遺体は飼い主が火葬等を手配するもの」としつつ、やむを得ない場合には清掃事務所が引き取りを行い、専門業者に渡して合同火葬・共同墓地に埋葬するという運用をしています。
ただし、この方法では遺骨の返却はできず、個別に供養してもらうこともできないという点が明確にされています。
また、25kgを超える大型犬などは江東区では引き取り対象外のため、民間のペット葬儀業者に直接相談する必要があります。
多様化する火葬ニーズへの対応
民間調査によると、江東区では犬の火葬において個別火葬が約34%、合同火葬が約3%とされており、遺骨を自宅に持ち帰ったり霊園に納骨したいという「個別でしっかり供養したい」ニーズが高い地域とされています。
こうした多様なニーズに応えるためには、複数のプランを用意している民間業者の利用が適していると考えられます。
江東区で利用できる火葬スタイルと特徴
合同火葬(合同供養)
合同火葬は、他のペットと一緒に火葬を行う方法です。
火葬後の遺骨は返却されず、霊園の合同供養塔などに納められます。
費用は比較的抑えられる傾向にあり、東京たんぽぽ墓苑では特小サイズで7,700円(税込)から利用できるプランがあるとされています。
個別の供養は難しいですが、費用面を重視される方や、自然に還すことを望まれる方に選ばれています。
個別火葬
個別火葬は、ペット一体ずつ個別に火葬を行い、遺骨を返してもらえる方法です。
立ち会いの有無によってさらにプランが分かれることが多く、料金は合同火葬よりも高めに設定されています。
東京たんぽぽ墓苑の例では、小〜中型の個別火葬が24,200円(税込)程度とされています。
遺骨を自宅に持ち帰って手元供養したい方や、後日納骨堂やお墓に納めたい方に適しています。
立会火葬
立会火葬は、飼い主さんが火葬に立ち会い、収骨(お骨拾い)も自分で行うことができるプランです。
人間の葬儀と同様に、最後までしっかりと見送りたいという方に選ばれています。
火葬炉のある霊園や施設に出向く必要がありますが、心を込めて送り出すことができるという点で満足度が高いとされています。
訪問火葬
訪問火葬は、専用の火葬車が自宅や指定の場所まで来てくれるサービスです。
移動が難しい方や、住み慣れた環境でお別れをしたい方に適しています。
ペット火葬ハピネスなどの業者では、1級動物葬祭ディレクターが在籍し、高性能火葬車による訪問火葬を提供しているとされています。
料金は5,500円程度からとされており、比較的利用しやすい価格帯の業者も増えているようです。
江東区で利用できる主なペット霊園・火葬業者
東京たんぽぽ墓苑(江東区東陽町)
東京たんぽぽ墓苑は、江東区東陽町1丁目にある室内型のペット霊園です。
江東区唯一のペット霊園と案内されており、火葬場、葬儀場、納骨堂、個別墓地、合同供養塔などを備えた総合ペット霊園として運営されています。
東西線・木場駅から徒歩約5分とアクセスが良好で、仕事帰りのお参りにも便利です。
江東区や周辺地区からは無料送迎サービスもあるとされています。
小鳥やハムスターなどの小動物から特大犬まで対応可能で、合同火葬から個別立会・特別葬まで複数のプランが用意されています。
ペット火葬ハピネス
ペット火葬ハピネスは、江東区対応の訪問火葬サービスです。
目安料金が5,500円からとされており、低価格帯を強調している業者の一つです。
1級動物葬祭ディレクターが在籍し、高性能火葬車による訪問火葬を提供しているとされています。
火葬後の「返骨」「分骨」「霊園への埋葬」「永代供養」など、供養方法についても複数の選択肢を提案してくれます。
PAWS MEMORY(パウズメモリー)
PAWS MEMORYは、江東区対応のペット火葬・葬儀サービスとして、複数の火葬・葬儀プランを用意している業者です。
24時間365日受付のフリーコールで相談可能とされており、急な場合でも対応してもらえる体制が整っています。
イオンのペット葬
イオンのペット葬は、江東区のペット葬儀・火葬を行う霊園を、独自の品質基準で厳選して紹介するサービスです。
料金の明瞭さや施設の有無など、一定の基準をクリアした霊園を紹介しているため、初めて利用される方でも安心して選びやすいという特徴があります。
各霊園の紹介ページ経由で予約フォームまたは専用ダイヤルから申し込みが可能です。
比較サイト経由の業者
EPARKなどの比較サイトでは、「ペット火葬ハピネス」「ペットのソラ」「ペットの旅立ち」など、江東区周辺の複数事業者を一覧で比較できます。
料金の目安や24時間対応かどうか、訪問火葬の可否などがまとめられているため、複数の業者を検討したい方にとって便利なツールとなっています。
犬の死亡届など必要な行政手続き
犬の死亡届の提出
江東区では、犬が亡くなった場合は飼い始めたときと同様に、火葬後30日以内に江東区長宛てで死亡届を提出する必要があります。
提出先は江東区保健所(生活衛生課 生活衛生係)です。
鑑札や狂犬病予防注射済票の返却も求められていますので、忘れずに持参するようにしましょう。
猫や小動物の場合
猫や小動物については、犬のような登録制度がないため、死亡届の提出義務はありません。
ただし、火葬や葬儀を行う際は、民間業者に直接依頼する形になります。
まとめ:江東区でペット火葬を選ぶ際のポイント
江東区でペットの火葬を行う場合、公営の火葬場がないため、民間のペット霊園や葬儀業者を利用する必要があります。
火葬スタイルには、合同火葬、個別火葬、立会火葬、訪問火葬などがあり、それぞれに特徴と費用の違いがあります。
江東区内には東京たんぽぽ墓苑という総合ペット霊園があるほか、訪問火葬に対応する複数の業者が利用可能です。
犬の場合は、火葬後30日以内に江東区保健所へ死亡届を提出することも忘れずに行いましょう。
大切なペットとの最後の時間を心穏やかに過ごすためには、事前に情報を集め、ご自身の希望に合った方法を選ぶことが大切です。
江東区では個別でしっかり供養したいというニーズが高いとされていますので、まずは複数の業者に問い合わせをして、プラン内容や料金を比較検討されることをおすすめします。
24時間対応の業者も増えていますので、いざという時のために連絡先をメモしておくと安心です。
ペットへの感謝の気持ちを込めて、最善の方法でお見送りができることを願っています。
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※本記事の情報は執筆時点のものになります。ご覧になるタイミングによっては金額やプランなど異なる場合がありますので、実際の内容は各自治体および葬儀社でご確認ください。