
大切な家族であるペットとのお別れは、誰にとっても辛く、悲しい出来事です。
足立区でペットの火葬をお考えの際、「どこに依頼すればよいのか」「区のサービスと民間業者の違いは何か」「お骨を手元に残したい場合はどうすればよいのか」といった疑問をお持ちの方も多いと思われます。
この記事では、足立区におけるペット火葬の選択肢を整理し、それぞれのサービス内容や特徴、メリット・デメリットについて詳しく解説いたします。
ご自身とペットさんに合った、納得のいくお見送りの方法を見つけていただくための参考になれば幸いです。
足立区のペット火葬は民間業者か区のサービスの二択
足立区には公営のペット専用火葬場がありません。
そのため、ペットの火葬を希望される場合は、大きく分けて「民間のペット葬儀・火葬業者を利用する」か「足立清掃事務所に引き取りを依頼する」かの二択になります。
お骨を手元に残したい、立会いでお別れしたいとお考えの場合は民間業者を、費用を抑えることを優先される場合は区のサービスを検討されるとよいでしょう。
足立区のペット火葬に公営施設がない理由と選択肢
東京都内でも、自治体によってはペット専用の公営火葬場を運営している地域が存在します。
しかし足立区では、現在もペット専用の公営火葬施設は整備されていないとされています。
区が提供するのは「引き取り」サービス
足立区が提供しているのは、足立清掃事務所による「ペットの遺体引き取りサービス」です。
対象は25kg未満のペットで、手数料は1頭につき3,000円とされています。
引き取り時間は9:00〜15:00頃(日曜・年末年始を除く)で、窓口持ち込み、電話、オンライン申請(足立区内のみ)で受け付けています。
ただし、このサービスは合同火葬業者に引き渡される形式のため、遺骨の返却は行われません。
首輪などの金属・プラスチック類は外し、段ボール等の紙製の箱に入れて渡す必要があります。
民間業者なら個別の供養が可能
一方、民間のペット葬儀・火葬業者を利用すると、個別火葬や立会火葬、納骨、法要など、人と同様の丁寧な供養が可能になります。
費用は区のサービスより高くなりますが、ペットさんとのお別れの時間をしっかりと持ちたいとお考えの飼い主さんには、民間業者の利用が適していると考えられます。
足立区で利用できるペット火葬サービスの具体例
足立区内および周辺で利用できるペット火葬サービスには、いくつかの選択肢があります。
ここでは代表的な事業者とサービス形態をご紹介いたします。
自社火葬施設を持つVIPペットサービス
VIPペットサービスは、足立区東保木間に所在する創業30年以上の老舗業者です。
足立区内では唯一の自社火葬施設完備のペット総合葬祭施設とされており、地域密着型のサービスを提供しています。
納骨堂や合同慰霊碑も備えており、個別火葬や返骨後の納骨にも対応しているとのことです。
火葬炉に火が入る瞬間まで見送れる立会いプランもあり、セレモニーカーによる無料送迎サービスも実施されています。
複数式場を展開するペットメモリアル東京
ペットメモリアル東京は、足立区西保木間に所在する2000年創業の総合葬祭場です。
足立のほか、多摩、池袋、横浜の4式場と提携寺院で葬儀・火葬・納骨が可能とされています。
立会火葬プランや個別火葬プランなど、複数のプランが用意されているため、ご予算や希望に応じて選択できます。
新しい設備を備えたペットセレモニープレア東京式場
ペットセレモニープレア東京式場は、足立区平野に2017年に開設された比較的新しい総合葬祭施設です。
大型火葬炉2基と超大型火葬炉1基、特別霊安室などを完備しているとされています。
ペット霊園や人の葬祭式場を運営する企業がノウハウを活かして運営しているため、丁寧なサービスが期待できます。
日本最大級霊園の別院、慈恵院足立別院
慈恵院足立別院は、足立区加平に所在する日本最大級クラスのペット霊園「慈恵院」の唯一の別院です。
火葬は府中本山の設備で行われ、足立別院では主に葬儀・納骨・供養を実施しているとされています。
個別一任葬や合同葬が中心で、提携火葬施設での立会火葬も案内可能とのことです。
訪問火葬という選択肢も
足立区では、訪問火葬サービスも利用可能です。
例えばペット火葬・葬儀ハピネスは、足立区全域に訪問可能で、24時間受付に対応しているとされています。
高性能火葬車を使い、自宅や近隣での個別火葬が可能なため、施設まで運ぶのが難しい場合や、住み慣れた場所でお別れしたい場合に適しています。
訪問火葬を選択される際は、近隣への配慮や事前の確認が必要になる可能性もありますので、事業者とよく相談されることをお勧めいたします。
火葬形式による違いを理解しましょう
ペットの火葬には、いくつかの形式があります。
それぞれの特徴を理解し、ご自身の希望に合った方法を選ぶことが大切です。
立会個別火葬
飼い主さんが火葬に立ち会い、お骨拾いまで行う形式です。
最もお別れの時間をしっかり持てる方法で、人の葬儀に近い形式といえます。
費用は最も高くなりますが、最後までそばにいてあげたいとお考えの方に選ばれています。
個別一任火葬
個別に火葬は行いますが、立会いはせず、業者に一任する形式です。
お骨は返却されますので、後日納骨や手元供養ができます。
立会火葬より費用が抑えられ、仕事などで時間が取れない方にも適しています。
合同火葬
複数のペットさんと一緒に火葬を行う形式です。
個別の遺骨返却はありませんが、費用は最も抑えられます。
合同慰霊碑などで供養されることが一般的です。
まとめ:ペットさんに合った送り方を選びましょう
足立区でペット火葬をお考えの場合、公営の専用火葬場がないため、民間業者か区の引き取りサービスのいずれかを選択することになります。
区のサービスは費用が3,000円と安価ですが、合同火葬で遺骨返却がありません。
お骨を手元に残したい、立会いでお別れしたいとお考えの場合は、民間業者の利用が必要です。
足立区内には、自社火葬施設を持つ老舗業者、複数式場を展開する業者、新しい設備を備えた施設、大規模霊園の別院など、さまざまな選択肢があります。
また、訪問火葬という選択肢もあり、ご自宅でお別れすることも可能です。
立会個別火葬、個別一任火葬、合同火葬といった火葬形式の違いも理解し、ご予算と希望に合わせて選ばれるとよいでしょう。
大切な家族であるペットさんとのお別れは、一度きりです。
後悔のない形でお見送りができるよう、事前に情報を集め、複数の業者に相談されることをお勧めいたします。
多くの業者が電話やメールでの相談に応じていますので、まずは問い合わせてみてはいかがでしょうか。
ペットさんとの思い出を大切にしながら、心を込めてお見送りができることを願っております。
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※本記事の情報は執筆時点のものになります。ご覧になるタイミングによっては金額やプランなど異なる場合がありますので、実際の内容は各自治体および葬儀社でご確認ください。